2014-09-12

USEPT試験

University of Sheffield公認の英語試験、
USEPTを8月末に受験した。

Pre-sessional経由で留学する人の
大きな関門となるであろうこの試験。
無事にパスしてUnconditional offerを獲得。
通知をもらった時、物凄く嬉しかった!
何故なら、結果が出るまで物凄く心配だったからだ。

試験内容はIELTSと近いが、
記録として各セクションの感想をここに記す。

■Listening
IELTSとの相違点はSection3の書き取り問題。
最初に会話の音声を2回聞いて、ひたすらメモする。
その後に問題用紙が配られ、そのメモの内容から、
答えを導き出さなければならない。

TOEFLを受けた事がある人は、
この形式の問題は経験されていると思う。
しかし、IELTSはこのような形式の問題は、無い。
最初は焦るが、とにかく形式になれるために練習するしかない。

自分なりの「集中して聴くコツ」として、
息を止めながら音声を聴くという方法を使っていた。
クラスメートにこの事を話したら驚かれたが、
今後も試験ではこのアプローチでいくと思う。
だもんで、Listeningの練習が終わる頃にはいつも息があがっていた(笑)。

■Reading
苦手なSectionであるReading。
制限時間は、IELTSは60分だが、USEPTは70分。
自分はそれでも時間が足りない気がした。

試験本番ギリギリまで、練習問題ですら高スコアが出せず、
かなり苦戦していた。思えばIELTSもReadingは苦手意識が強かった。
結果的にわりと良いスコアで終える事ができたが、
今後も特訓が必要である。

年度毎の試験の傾向はわからないが、
経験を通して思うのは、USEPTとIELTSでは、
「問題の質のニュアンス」が違うように思った。
IELTSでは答えがすぐ導き出せるような問題が、
USEPTでは凄く時間のかかる問題だったりした(Heading問題とか)。

何度も解いて、間違った箇所を、なぜ間違ったのか、
原因を1つ1つ潰して、本番に備えるしかない。
救いだったのは興味のある記事が多かった事だ。
興味が持てる記事だと、スピードが上がる...かも?

■Writing
実は試験本番まで、授業では凄く文章を褒められていた。
なので自分なりに「得意分野なのかもしれない」と感じていた。
その気の緩みが、試験に出たのかはわからないが、スコアが一番低かった。

試験後、問題のトピックに沿っていなかったかもしれないと不安になり、
書いた事には書いたが、結果が出るまで物凄く心配だった。
問題のトピックに沿う形で最後まで書き切るようにしなければならない。
ちなみにエッセイ課題は、クラスでも上位の成績を残せた。
こちらもまだまだ練習が必要である。

■Speaking
IELTSよりも易しい印象だった。
本番ではもう1人の受験生とディスカッションをするという内容で、
幸いにもクラスメートが相手だったのでホッとした。
特に心配はしなかった。トピックもIELTSのような、
抽象的すぎるものは出てこなかったと思う。
(注意:年度毎に試験傾向が変わるかもしれないので、安心しないように)

総括として、
経験者の視点でまとめると、
ナメてかかると痛い目食らう。
絶対に何度も練習して、傾向を掴んでおくこと。 

事実、スコアを満たす事ができず、
追試や第二希望の学部をチョイスする人もいた。
年度毎にどうなるかはわからないが、
これから受験する方がもし読まれていたら、
心して臨んで欲しい。

そんなこんなで、
自分もパスできた事に甘んじず、
引き続き語学勉強を継続する!!!








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